アメリカの大学入試
ついこないだ、コロンビアから補欠の結果が来た。
どうやらクラスはもうフルで、私をウェイトリスト地獄から解放してくれるそう。
なんだかホッとしているやら、悲しいやら。
でも持ち前の切り替えの早さのおかげ(?)か、メール見た5分後にはすっかりDC生活が楽しみになってましたとさ。いやあ、ありがたい。
まあ、「どこに行っても自分の大学生活をsuccessfulにするのは、自分自身」と、どこかで(college confidentialかな)読んで感銘を受け、以来自分を言い聞かせていたので、覚悟はしてたんだけれど。
今は、コロンビアの補欠になっただけでも素晴らしいことだし、院で行けばいいやと思ってます。
さて、このブログは自分の記録用に始めました。
私自身、アメリカで生まれたけど、一度も住んだことがないので、現地での生活はきっと新しいことの宝庫だと思う。
そんな新しいコンセプト、体験を忘れることなく記したいという気持ちからです。
だって、私がこれから住むところは、ホワイトハウスから徒歩10分のところ。毎日、色々なことがあるだろうなあ。というか、デモが多そう。
DCという街、ジョージワシントン大学という学び舎で起こる様々なことを書き記して、あわよくば本なんか出しちゃったり・・・というところまで考え中。笑
前置きが長くなりましたが、今回はアメリカの大学入試について。
アメリカの大学入試は日本のそれとは全く異なっている。
まず、日本のように学力だけで評価されない。難関校にもなると、日本でいうセンターの位置にあるSATで満点を取るものが多くいるから。むしろ満点近くとって当たり前で、その上に課外活動やエッセイなどの力が試される。もちろん例外もある。SATのスコアがあまり良くなくてもアイビーリーグに受かったという話も割とよく聞くけど、その人はおそらくよっぽど素晴らしい課外活動やエッセイを書いたのだと思う。まぐれでは絶対に受からない。一筋縄ではいかないのが、アメリカの大学入試。
そもそも出願する際に必要なものがとても多い。高校の成績、TOEFL(留学生のみ)、SAT、SAT Subject Test(科目のテストで、ほとんどどの大学もrequirementにはしてないが、難関校はhighly recommendedとしているところが多い)、エッセイ(各大学によって違うものと、共通のものがある)、課外活動のリスト、推薦状数通などなど・・・てんこ盛り。成績(およびクラスランク)は高1からクラス上位をキープし、TOEFL は高2から、SATとSubject Testは高3から、エッセイと推薦状を頼み始めるのが夏休み前、なんてやってたらあっという間だったな。恐ろしく忙しかったけれど、その分すごく充実してた。課外活動なんて高3の最後までやってたから、本当に大変だった。楽しかったからよかったんだけれど。
これがジェネラルな説明で、本当はもうちょっと複雑。だけど、ここでは省略します。
そしてジョージワシントン大学に出願したきっかけをどうしても思い出せないんだけれど、ジョージタウンに出願しなかった理由だけは思い出せた(そしてちょっと後悔中)。ジョージタウン(とUC、UW)だけ、コモンアプリケーションっていう大学共通のサイトをつかってなくて、ジョージタウンのサイトに登録するのが面倒臭かったんだ。今思えばバカだったなあ〜と思う。関係ないけど、ジョージタウン大学のウェブサイトのデザインがすごく好き。いかにも、って感じで。あと大学のキャンパスもすごく荘厳で、美しい。今これだけ想っても、もう後の祭りですが・・・。オープンレクチャーとかありそうなので、その時にお邪魔するかも。
出願した理由を思い出せないジョージワシントン大学は、なぜか出願するときに大学院であるエリオットスクールを選んだ。国際関係大学院でありながら、学部のプログラムはあるということなんだけど、どうせ行かないからいいやとか思って適当に選んだ私が思い浮かぶ。正直政治とか結構苦手意識があって、なぜ普通のコロンビアンカレッジを選ばなかったのかとここでも後悔。どこまでいっても、アホは変わらないみたい。
しかも、何が皮肉って、ここは留学生である私に奨学金を出してくれた。“あなたはPresidential academic scholarship awardを獲得しました”と。年2万ドル×5年(up to five yearsとあったけど、まあ4年で卒業するだろうから4年間の予定)ももらえるらしい。
約200万円ってことだけど、元々の授業料が500万プラス寮とか生活費合わせて200万弱だから、700-200=500万って、まだめっちゃ残ってる!少し軽減されたくらい。このジョージワシントン大学は、rich kidsが行く大学なのね。なぜ奨学金をくれたのかは正直私もわからない。日本人が珍しかったのかなあ。正直素晴らしいエッセイを書いたわけでもないし、何かの大会で優勝したわけでもないし。こればかりは不思議。あ、でも一つ思い当たることがあって、それは私の学校が某首相の出身校だということ。もしや政治に強い学校出身で優秀な生徒て思われたんじゃないの・・・。実際はそんなことないのに。まあ、何が原因が分からないけど、この奨学金のおかげで私はシアトルのワシントン大学ではなく、DC のジョージワシントン大学のエリオット国際関係大学院に行くことになりました。めでたしです。
GO COLONIALS!
"What's important is, not your school, but "you" are the one who's gonna make your college life successful." by someone on college confidential.
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